<インサイダー容疑>味の素社員に課徴金命令

 金融庁は16日、証券取引等監視委員会から金融商品取引法違反(インサイダー取引)の疑いで課徴金勧告を受けた味の素の男性社員に、勧告通り課徴金39万円を納付するよう命令した。勧告を巡っては、男性が不服を申し立てたため、05年に導入された課徴金制度下で初めて勧告の是非を審理する審判が開かれていた。

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